どーも、たむら(@tamura215)です。
パワームーブの中でもよく質問にあがる、Aトラックス。
これです。
ウインドミルで背中を地面につけずに、頭を軸に回るパワームーブです。
練習方法とかよく聞かれるので、読者さんの中にも「これから練習しようと思ってるけど、何からしたらええかわからへん!」って方も少なくないはず。
僕もウインドミルができるようになってからすぐに練習し始めましたが、Aトラックスが出来ているbboyを見ても何からやればいいのか全然わかりませんでした。笑
この記事ではそんな方のために、Aトラックスをやる上でまず練習した方が良いと思うことを3つ紹介しながらポイントも書いて行きたいと思います。
ウインドミルが出来るという前提で書いていくので、出来ない方はまずウインドミルを練習してください。
まずは、これからAトラックスをする人が、練習すべきことをまとめていきます。
これからAトラックスをする人が練習すべき3つのこと
これからAトラックスをやる上で、まず練習すべきことは以下の3つ。
- 頭を地面に着けたウインドミルを練習
- 頭を地面につけたまま流して行く練習
- チェアで粘る練習
まずはこの3つをしっかり練習しましょう。
では、掘り下げて行きます。
頭を地面に着けたウインドミルを練習
僕自身は頭を地面につくタイプのウインドなので、なんの疑問もなくAトラックスを練習し始めたのですが、考えてみると頭をつかないタイプの人は、まず頭を地面に着けないとAトラックスに入っていけないですね。
なのでまず頭を地面につくウインドミルを練習していきましょう。
頭を地面につけたまま流して行く練習
頭をつけるウインドミルが出来たら、そのまま頭を地面につけたまま流していきます。
ウインドミルの時も頭を流す練習をしたと思いますが、今度は頭を地面につけながになるので、ニット帽をかぶるなどして頭を守ることをおすすめします。そうしないと髪の毛が摩擦で焦げます。笑
脚を振り込んだら、後頭部の方に頭を流していきます。
こんな感じ。とにかく頭を地面に着けて滑らせていきます。
後から書きますが、頭が流れていないとチェアで粘るのが難しくなります。
チェアで粘る練習
頭を地面につけるタイプのウインドミルが出来たら、チェアでの体勢で出来るだけ粘る練習をしましょう。
地面を押して頭に乗せに行く前の段階です。チェアの体勢でひたすら粘ります。
これが出来ていないと、上手く頭に乗せていけないので、しっかり練習しましょう。
さきほども書いた頭を流す動作がしっかり出来ていないと粘りにくいので、並行して練習してください。
ここでしっかり粘る事が出来たら、腕で体を押し上げて頭に乗せて行くのがめっちゃ楽になりますので!
Aトラックスを回る上でおさえておきたいポイント
では、ここからはAトラックスを練習する上で、おさえておきたいポイントを書いて行きます。
ざーっと書き出していくので、「これ読んでおこう!」という項目を読んでいただけたらと思います。
- 頭を地面につけたウインドミルをするために練習時に気をつけるポイント
- 練習する際に脚が曲がってしまうのを防ぐ方法
- 背中から落ちるなら練習時に意識したい3つのこと
では、各項目掘り下げます。
頭を地面につけたウインドミルをするために練習時に気をつけるポイント
これまでいろんな人のウインドミルを見てきましたが、頭を地面に着きたくても着けない人に比較的多いのは、返した時にあごが引けてていないところです。
人によっては、体を返した時に、頭が地面につかない様に逃げている感じになってしまっていることもあります。
なので、「頭をつけてウインドミルしたいのになかなかつけない。」という方には、「しっかりとあごを引くことを意識して回ってみてください。」とアドバイスすることがあるのですが、これがなかなかの効果があると感じてます。
これまで何人も同じことを試してもらていますが、みんなだんだんと頭が地面に近付いて、数回やるうちに頭が地面に着くようになっています。
最初はちょっと怖いと思いますが、ニットなどで頭を守ってチャレンジしましょう。意識的に地面に頭をつけようとしながら練習すると、少しづつ慣れて、けっこうあっさり出来たりします。
Aトラックスを練習する際に脚が曲がってしまうのを防ぐ方法
Aトラックスに限らずパワームーブ全般に言えるのですが、脚を伸ばすことってめっちゃ大事ですね。
動きが大きくなるので迫力も出ますし、他にも遠心力がついて回りやすくなったり連発もしやすくなります。
僕の経験で言えば、Aトラックスの連発は脚が少し伸びるようになった出来るようになりました。
前までは今以上に脚が曲がっていたので、1周回ったらそのあとは回転する力がなくなって体が落ちてしまっていたのですが、そうならなくなったので今は落ちずにどうにか2周目に入ることが出来ます。
脚が曲がっていた状態から少し脚が伸びるようになったのですが、そのときは闇雲に脚を伸ばすっていうよりか、太ももの前の筋肉を縮める意識でやるようにしました。
ぐっと太ももの前に意識を持っていって脚を棒にするように。
脚が伸びると遠心力で勢いもつきますし、動きにも迫力が出ますので、なかなか脚が伸ばせないという方は一度試してみてください。
背中から落ちるなら練習時に意識したい3つのこと
毎度しつこく書いていますが、僕はパワームーヴ上手くないです。内容が的確かは分かりませんが「もしかしたらこれを意識すれば、出来るようになる人がいるかも。」そんな気持ちで書いてます。
では、僕が思う改善点を3つ書きます。
体を反りすぎないようにする
体が反りすぎると、返す前の足の位置が地面と近いので背中側に落ちやすくなります。
体を反らさないように注意すると、返す前の足の位置が高くなるので背中側に落ちづらくなります。
頭を流すことはかなり大事ですが、そればかりに気を取られて上半身だけ流れてしまうと、体が反りすぎてしまいます。
飛ばすタイミングを調整
手で地面を押して体を飛ばすとき、そのタイミングが早いと体が上がってこずに落ちてしまいます。逆に遅すぎると腕が耐え切れずに落ちてしまいます。
飛ばすタイミングを調整して上手く飛ばせると、背中から落ちずに体を返す余裕が生まれます。
いろんなタイミングを試して、タイミングを見極めましょう。
脚を高い位置に持ってくる
体を返す時に脚の位置が上がっていないと、返す間もなく足が落ちてしまします。
なので脚を振り上げる時に、出来るだけ高い位置に向かって脚返を振り上げていきます。そうすれば体を返すまでの時間を作れます。