どーも、たむら(@tamura215)です。
「ブレイクダンス始めたい!でも何から始めたらいいかわからない。」
そう思った方に、一番におすすめしたい技がチェアです。
チェアとは?
そのチェアとは、ブレイクダンスの基本となるフリーズです。
椅子に脚を組んで座っている形が、名前の由来になっているといわれています。
パワームーブ等のダイナミックな動きを行う際にも非常に重要になります。色んな動きに繋がりますし、初めに練習すべき技のひとつです。
この記事では、そんなチェアの練習方法やコツを書いていきます。
チェアのやり方
未経験の方がいきなりチェアをやってみると、だいたいは体が持ち上がらないと思います。
もちろん、なんとなくやってみたら出来たって方もいるとは思いますよ。めっちゃ筋肉ある人とかはパワーで無理やり体を持ち上げたりってのも何回も目の当たりにしてます。笑
とは言っても、やっぱりいきなり体を持ち上げて脚を浮かすのは簡単じゃないと思うので、初めての方はとりあえず形を作るとこから始めましょう。
①まずは肘をくっつける位置の確認
まずは肘を脇腹にくっつけるのですが、体の真横かちょっとおへそよりの所ですかね。右手でも左手でもどちらでもいいのでくっつけてみてください。
②そのまま体を傾けて手を地面につける
体を傾けて手を地面につけにいきます。肘を体にくっつけている方の腕は地面と直角するのがポイントです。
③頭と両手と片足の4点を地面につけて体を支える
軸手(肘を体にくっつけている方の手)にしっかりと体重をのせて、他のところで落ちない様にバランスをとります。
立てた腕の反対の手を地面に添えて、側頭部を地面に着けて、両手と側頭部の三点で体を支えます。慣れるまでは、画像の伸ばしている足を地面に着けて4点で支えます。
チェアのバランスを良くする4つのポイント
上記の手順で練習していきましょう。はじめはバランスがうまく取れないと思います。
そんな方は以下の4つのポイントを確認してみてください。
軸手と地面を直角にする
軸手(脇腹にさしている方の手)と地面を直角にします。
直角にしないと支える力が弱くなるので、バランスを取るのが難しくなって崩れやすくなります。
そうならないように、軸手のひじをお腹にさしたら、地面に対して垂直になるようにします。
頭を地面に着ける
頭が浮いてしまうと脚が落ちやすくなるので、しっかりと頭を地面に着けます。
軸手を支点にして、シーソーのように頭を下げて、下半身を持ち上げて体を支えましょう。
あごを引く
あごを引いくことで首がしっかり固定されるので、頭を地面についてもグラグラしにくいです。
見た目もあごを引いている方がかっこいいです。
下半身を固める
下半身がぶらぶらだとバランスが取りづらいです。しっかり下半身に力を入れて固めましょう。
下半身を固める事によってふらつかなくなるので、無駄な力をかけることなく、バランスを取ることに集中出来ます。
チェアのポイントまとめ
最後にチェアのポイントをまとめておきます。
- 軸手と地面を直角にする
- 頭を地面に着ける
- あごを引く
- 下半身を固める
普段はあまり使わないような筋肉を使うので、最初は筋肉痛になると思います。
やっている内に筋肉もついてきますし、バランスもどんどん取れる様になってくるので地道に練習しましょう。
簡単に出来るようになったら、地面についている足を離して頭と手で体を支えてチェアしてみてください。
チェアでバランスを取るためのおすすめの練習方法
チェアに慣れてきたら、さらにチェアのレベルを上げていきましょう。
いくつかおすすめの練習方法を記載しておきますので、よければお試しください。
チェアの軸手入れ替え
見出しの通り、チェアの軸手を左右入れ替える練習です。
ただ入れ替えるだけではなくて、
- 人型チェア
- ベビーチェア
- オープンチェア
と、順番にチェアの形を変えつつ、軸手を入れ替えています。
チェアの態勢で腰をひねる練習
意外としんどいのがこれ。
チェアの態勢で腰を左右にひねります。
チェア→チェアのまま半ジローの繰り返しです。
2つの練習で得られる効果としては、
- 体を支えた時のバランスが良くなる
- チェアの精度が上がる
- 色んなチェアで使う筋肉が強くなる
- 腰のひねりに慣れることができる
などなど。
チェアのシルエットを良くするためにも、やるべき練習かと思います。
家でもどこでも出来ますので、よろしければ試してみてくださいね!